正しい目標が成果を生み出す
LIXIL
住まいのソリューションで人類の未来に貢献
- ブランド戦略
- ビジュアルアイデンティティ
- 従業員エンゲージメント
- ネーミング
世界150カ国以上で従業員55,000人以上を雇用するLIXILは、水まわりを含む住宅インフラのリーダー的企業です。人びとの健康で快適な暮らしを支えるため、衛生、建設、エネルギーシステム、スマートホームテクノロジーに関する製品やサービスで10億人以上の生活に貢献しています。
住宅関連の日本企業5社が合併して2011年に誕生したLIXILは、グローエやアメリカンスタンダードなどの海外企業を傘下に収め、自社ブランドや商品開発を通じて急速に業務のスケールを拡大してきました。
ダイナミックな成長は、これまでになかった課題も生み出します。多様な消費者のエンゲージメントやステークホルダーとのコミュニケーションが、新しい国際ブランドとしてのLIXILに強く求められていました。
2016年以来、Eat CreativeはLIXILのビジネス目標実現に向けた戦略や取り組みをサポートしてきました。複数地域にまたがった消費者向けのコミュニケーションを枠組みから構築し、コアな企業目標を実現するためのサブブランド開発を支援。デジタルとリアルの両面で、製品やサービスへのタッチポイントを創出してきました。
近年のEat Creative は、LIXILがユニセフとのパートナーシップで開発途上国向けに低価格簡易式トイレシステム「SATO」の推進を力強くサポート。2025年までに1億人以上の人々により良い衛生環境を提供しようというLIXILの企業目標を実現させる原動力にもなるでしょう。LIXILのコアバリューを反映した製品ブランドとして、「SATO」は特定市場でユニークな活動を展開しています。
この「SATO」ブランドの推進だけでなく、Eat CreativeはLIXILのImpact戦略やSDGs(持続可能な開発目標)に関連するさまざまな取り組みをサポートしています。保育園や幼稚園に熱中症予防のサンシェードを寄贈する「窓からECOシェアプロジェクト」のビデオ制作もそのひとつ。ケニアの衛生環境を改善する「みんなにキレイをプロジェクト」のポスターやパンフレット、気候変動の影響を受ける国と地域の子どもたちを支援する「住まいから未来へつなぐプロジェクト」の活動を紹介するリーフレットなどもデザインしました。
またEat Creativeは、循環型経済を目指してLIXILが開発した廃プラスチックの再資源化素材「レビア」のネーミングとロゴ制作を主導しました。このような素材や循環システムをブランド化することで、LIXILの企業目標が消費者にも可視化できます。
さらにEat Creativeは、一人ひとりのLIXIL従業員のキャリアの発展をサポートするため、世界各地のHRチームとも密接に協力。キャリア開発、マネージメントの効率化、企業文化の醸成といった課題をクリエイティブに解決しています。
そのようなプロジェクトのひとつが、管理職を対象とした研修プログラム「GROW」の紹介動画。変化への対応、権限委譲、クリティカルシンキングなどの重要なスキルについてわかりやすく解説しています。チームメンバーの潜在力を引き出し、効果的にビジネス上の成果を出せすのがマネージャー層の役割。台本、絵コンテ、アニメーションまでの企画制作をEat Creativeが担当し、生き生きとしたメッセージで全世界の対象者にスキル習得を呼びかけています。
ジン・ソン・モンテサーノ氏(取締役代表執行役専務、人事・広報・渉外・Impact戦略担当兼Chief People Officer)は、Eat Creativeとのパートナーシップについて次のように述べています。
Eat Creativeは、5年以上にわたってLIXILの重要なパートナーを務めています。Eat Creativeのオープンマインドで協力的なアプローチや、クライアントのビジネス目標に対する本気の献身を高く評価しています。
株式会社LIXIL
取締役 代表執行役専務
人事・広報・渉外・Impact戦略 担当 兼 Chief People Officer
ジン・ソン・モンテサーノ