新たな旅の時代を見据えたブランドづくり
CROSS Suites
Cross Paths, Share Stories
- ブランド戦略
- コピーライティング
- ビジュアルアイデンティティ
- 社内コミュニケーション
CROSS Lifeのブランド開発、CROSS HOTELや旅館コレクションのブランドリフレッシュをはじめ、Eatは日本各地の都市や保養地で、それぞれに個性豊かな旅館やホテルを展開するORIX HOTELS & RESORTSの施設ブランドのコミュニケーション(ブランド構築業務とそれに伴うアプリケーションデザイン等)を手がけてきました。新ブランドCROSS Suitesは、CROSS HOTEL、CROSS Lifeに続くシスターブランドとして誕生。ミニキッチンやランドリー付きの最大6名まで宿泊可能なアパートメントタイプの客室を備え、グループや家族での中長期滞在に対応する“ライフスタイル・アパートメントホテル”を展開します。第一号となる「クロススイーツ東京浅草」が、2026年7月に開業予定。
国内外のレジャー需要の拡大に伴い、グループ向けのカジュアルホテルが増加する中で、CROSS Suitesとしての明確な差別化と独自性の確立が求められていました。単なる「大人数で泊まれるホテル」ではなく、新しい旅行スタイルに応える存在として、ブランドの思想・立ち位置を言語化し、視覚化することが目標でした。
Eatは、ブランドの根幹となるポジショニングから参画。ターゲットは「おもてなしを受ける旅」ではなく、「自ら街に出て、交わり、体験をつくる旅」を好むゲスト。CROSS Suitesを、「滞在の場」ではなく、「交わるための旅のハブ」と定義し、その思想をブランドプロミス(ブランドが目指す姿)、コンセプト(プロミスの実施方法)とホールマーク(ブランドを象徴するもの)へと展開しました。
CROSS Suitesのロゴには、つながりを想起させる筆記体フォントを採用しました。ブランドカラーにアクティブさを象徴するピンクを組み合わせることで、ブランドの個性が視覚的に表現されています。
さらに、ビジュアルアイデンティティとして、直線と曲線を融合させた幾何学パターン「ジオフロー(Geoflow)」を開発。CROSS Suitesのブランドプロミス「Cross Paths, Share Stories」が示す、多様な人々や地域が出会い、ふれあい、交差する世界観を象徴しています。このジオフローは高い汎用性を備え、さまざまなコミュニケーション施策に展開可能なブランドグラフィックとして活用されています。
最後に、CROSS Suitesブランドを社内外により理解いただくためのブランドブックとブランドのデザインとイメージを守るガイドラインを制作。実際のホテルオペレーションを踏まえ、クライアントと細部まで確認を重ねながら、丁寧に仕上げました。
親しみやすさと独自性を兼ね備えたビジュアルアイデンティティの確立により、CROSS Suitesはポジショニングが明確で差別化されたブランドとしての価値訴求を実現しています。ゲストに新たな滞在体験を届けながら、CROSS Suitesはこれからブランドとして成長し続けるでしょう。