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Wise

多通貨デビットカードの日本上陸
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英国で2011年に創業したWise(旧TransferWise)は、今や170カ国で1,000万人以上のアクティブユーザーを獲得。世界の通貨40種類以上に対応する国際送金サービスとして急成長を遂げ、デビットカードやクレジットカードも商品ポートフォリオに加えています。国境を越えた送金や支払いは、以前よりもずっと安く簡単になりました。

Wiseは2020年から日本市場での事業にも注力し、「多通貨デビットカード」の発売を通して新規会員の増加を目指していました。ブランドの認知度向上には、魅力的なキャンペーンが必要です。日本、シンガポール、英国のWiseチームを戦略面からサポートするため、Eat Creativeはキャンペーンの戦略から実行までのさまざまな制作業務を請け負いました。

コンセプトスケッチ

このキャンペーンの課題は、そもそも国際送金のソリューションを求めている2種類の潜在顧客層が存在すること。つまり海外に送金したい日本人と、海外からの送金を受け取りたい日本在住の外国人です。ニーズも言語も異なる両者に向けて、一貫したルック&フィールでメッセージを届ける点にも難しさがありました。

そこでEat Creativeは、伝統的な金融サービスへの不満や不透明さを題材にしたクリエイティブなコンセプトを開発。わかりやすいビジュアルとメッセージで海外送金にまつわる課題を消費者に訴えかけ、Wise独自のソリューションを提示することにしました。

クリエイティブなコンセプトの主人公は、日本のテレビや映画でお馴染みの「怪獣」。デジタル化の遅れ、大量の書類、印鑑の強制などの非効率から生み出される厄介な「隠れコスト」の象徴として、成果物やタッチポイントに怪獣のキャラクターを送り込みます。

アニメーション動画、SNSへの投稿、広告バナー、各種メディア広告など、さまざまなチャンネルに登場する怪獣が、Wiseのポジショニングを明確化。力強いビジュアルに日英2言語のメッセージを添え、国内の日本人はもちろん送金コストを削減したい外国人の潜在顧客層からも注目を集めました。