未来の成長を見通したブランド整備

The GR Company

日本初の公共政策コンサルタントをグローバルブランドに再編

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2010年に設立されたGR Japanは、日本における公共政策コンサルティングのパイオニア。政治、経済、社会の諸問題に精通した識者のネットワークを築き、多国籍企業、非営利団体などのさまざまな機関に政策提言のアドバイスを提供してきました。

日本を拠点とし、ロンドンのサポーティング・オフィスと共に確固たる基盤を築いたGR Japanは、やがて韓国にも進出しGR Koreaを設立。同時にワシントンDCにもサポーティングオフィスもオープンし、グループブランドとしてGR Groupを立ち上げました。次の目標は、シンガポールにも進出して、アジア太平洋地区でのサービスの幅を広げることです。

グローバルな事業拡大を視野に入れながら、GR Japanはさまざまな課題を認識していました。顧客、見込み客、社員間で一貫性のあるコミュニケーションを確立させるのも急務のひとつ。新しい計画が加速するなかで、GR Japanは世界に向けたブランドの発信力強化を目指してEat Creativeと提携しました。

Eat Creativeがまず着手したのは、現状の把握とインサイトです。GR Group傘下の各オフィスのリーダーや従業員に聞き取りを始め、競合他社のアイデンティティやコミュニケーションについても検証。その上で、各社の認知度やポジショニングを調査で明らかにしていきました。

ブランドの進化に必要なのは、明確で信頼できるストーリー。ハイレベルな公共政策提案を通じお客様に貢献することがGR Groupの存在意義となります。目標は、各拠点で働く社員たちがこの基本的な価値観を自社のブランドにはっきりと結びつけられるようにすること。新しいブランドストーリーとポジショニングは、徐々に定まっていきました。

さらなる課題は、成長著しいGR Japan、GR Korea、各国のサポーティング・オフィスを同一のブランドに統合すること。最終的には、すべての事業体が「The GR Company」という新しいグループ名の下に活動できるようにブランドが再構築されました。

このブランド再構築を済ませたことで、今後The GR Companyが事業を拡大しても新しい事業体をポートフォリオに加える柔軟性が増しています。全社員がブランドとのつながりを実感し、ひとつのコミュニティとして成長できる基盤もできました。

競合他社との差別化を念頭に、ビジュアルと言語によるThe GR Companyのアイデンティティも進化しました。各社のロゴをひとつのマークに統合し、カラーパレット、タイポグラフィ、トーン・オブ・ボイスを定義。地形図を土台に制作したダイナミックなグラフィックは、クライアントやパートナーの目標達成に寄与するナビゲーターとしての専門領域を表現したものです。

新しいストーリーとブランド資産を実際のビジネスで活かすため、Eat Creativeはウェブサイトも全面的に模様替えしました。The GR Company、GR Japan、GR Koreaの各サイトは統一したデザインで構成されています。

ブランドの一貫性を容易に保つため、Eat Creativeはガイドラインとなる一連のツールとテンプレートも作成。The GR Companyの全従業員向けにトレーニングを実施し、プレゼンテーションのデザインやベストプラクティスについても説明しました。 

進化した「The GR Company」ブランドは、2023年10月に全面リニューアルで再出発。国際的なアウトリーチ拡大に寄与する明確なスタイルをお披露目しています。業界をリードする信頼感や、競合他社との差別化でも明確な個性を打ち出すことができました。