名門ホテルのゲスト体験を刷新するリブランディング
リーガロイヤルホテル大阪

- ブランドエクスペリエンス
- ブランド戦略
- ビジュアルアイデンティティ
リーガロイヤルホテル大阪は、日本におけるIHGホテルズ&リゾーツを代表するホテル。大阪文化を象徴する中之島で、客室1,000室以上とレストランやバーを20軒以上を擁する大型施設です。開業した1965年以来、真の上質さを理解する国内外のゲストたちに愛されてきました。

この名門ホテルが、米国とカナダに本拠地を置く不動産投資会社ベントール・グリーンオークの傘下に入ったのは2023年のこと。大阪から日本のホスピタリティを先導すべく、IHGホテルズ&リゾーツに運営を委ねました。リーガロイヤルホテル大阪は、日本初のヴィニェットコレクション施設として生まれ変わります。ブランドポジショニングをあらためて強化するため、新しいビジュアルアイデンティティとゲスト体験の開発をEat Creativeが担当することになりました。
リーガロイヤルホテル大阪とEat Creativeのパートナーシップは、徹底した調査活動から始まりました。現地を視察し、競合他社を調査し、ゲスト体験の評価をマッピングします。ステークホルダーとの結びつきも深めながら、生まれ変わったホテルが目指すべき目標を再定義しました。輝かしいホテルの伝統と歴史を語りながら、オーディエンスに新鮮な価値観も示していかなければなりません。

大阪の中心部で、ユニークな文化体験にアクセスできるのが大きな強み。水に囲まれた中之島のロケーションも魅力的です。リーガロイヤルホテル大阪は、ホテル自体が大阪の文化を代表するデスティネーション。大阪の街や人の流れと不可分に結びついた存在であり、日本を代表する都市文化の進化が実感できる中心点でもあります。
このような新しいブランドストーリーが、ホテルの外観と雰囲気に融合します。堂島川と土佐堀川に挟まれたリーガロイヤルホテル大阪は、絶えず時の流れを見つめながら思索するのに最適な場所。流れる水のような感覚はインテリアデザインにも反映され、館内のあらゆるタッチポイントや施設のブランディングに生かされました。

ホテル到着時に流れるのは、大阪を題材にした箏曲。美しい川の眺めを楽しめる新しいバーや、地元の才能を紹介するアートコレクションも備えています。サービスを提供するスタッフのチームとも綿密に協力し、進化したホテルのストーリーを全員が体現できるようにサポートしました。ゲストに卓越したサービスを提供したいという意欲が、施設内には溢れています。
そして2025年4月、ついにリーガロイヤルホテル大阪がリニューアルオープン。国内外のゲストを魅了するため、Eat Creativeも最高のホテル体験が提供できるように各チームへのサポートを続けています。

これまで1年以上にわたるリーガロイヤルホテル大阪の再活性化プログラムで、Eat Creativeは洞察力と創造性の柱となって力強くサポートしてくれました。競合各社とは一線を画すホテルの魅力をさらに練り上げ、施設内のあらゆるタッチポイントでブランドを表現できるようにさまざまなチームと協働してくれました。リーガロイヤルホテル大阪のリニューアルオープンは、日本におけるIHGヴィニェットコレクションの素晴らしい基盤となるでしょう
リーガロイヤルホテル大阪
最高商務責任者
スー・ベイムブリッジ