ラグジュアリーの定義

ザ・ペニンシュラホテルズ

ほんとうのラグジュアリーとは何かを問うグローバルブランディング

  • ブランド戦略
  • ビジュアルアイデンティティ
  • グラフィックデザイン
  • パッケージング

世界各国で展開するラグジュアリーホテルグループ、ザ・ペニンシュラホテルズ。Eat Creativeは2006年からザ・ペニンシュラ東京にまつわるすべての印刷物を手がけており、2018年からは親会社である香港上海ホテルズのもと、グループのグローバルブランディングも担当することになりました。

ロンドンやイスタンブール、ヤンゴンでのオープンが控えるなか、ブランドが成長を遂げる上では、グループとして一貫したイメージを発信していくことが重要でした。Eat Creativeでは、デザインに統一感をもたせながら、各国のニーズにも応えられる柔軟なガイドラインを策定しました。


ブランドを取り巻く状況に応じたコミュニケーションツールやキャンペーンも、ブランディングの一環として担当しています。ホテル業界に深刻な影響を及ぼした新型コロナウイルスの感染拡大が収束に向かうなか行われたキャンペーン「We Meet Again」もそのひとつ。ホテルとローカルコミュニティのつながりをテーマに、営業を再開しゲストを迎えられる喜びを伝えました。また、衛生管理への取り組みを説明するインフォグラフィックも手がけています。

このほかにも、グループ傘下の全ホテルが5つ星に認定された際のキャンペーン、「アート・イン・レゾナンス」プログラムのマーケティングツール、ホテルの建設現場の仮囲いの美術演出など、さまざまなプロジェクトを支援しています。

Eat Creativeとは、一企業とデザインエージェンシーというより、パートナーのような関係です。課題に立ち向かう姿勢、ゆたかな発想力、そして確かな成果、それが15年以上にわたり同じ道を歩んできた理由です。個人的なつながりは2004年まで遡り、2006年にペニンシュラ東京に入社した際、プレオープンに向けたクリエイティブパートナーとして声をかけました幅広いブランドアセットの開発を行ってくれただけでなく、それらを東京というユニークな街に見合うデザインで手がけてくれたことに感心しました。香港本社に移った後は、コミュニケーションディレクターアリスン・ジャンベールと、グローバルブランディングに着手しています。ホスピタリティ分野に明るく幅広い文化的バックグラウンドからなるチーム、これまでとは違った視点からアイデアを提示してくれるので、今後ブランドマーケティング戦略を展開していく上活躍を楽しみしています。

香港上海ホテルズ
セールス&マーケティング担当上席副社長
小林一利マーク