世界の防災専門家が集うイベントをプロデュース。

国連防災世界会議は、国際的な防災戦略について議論する国連主催の会議です。第1回の横浜(1994年)、第2回の神戸(2005年)に引き続き、2015年3月には仙台で第3回国連防災世界会議が開催されました。世界中から防災関連のリーダーたちが集うこの機会にあわせ、ジュネーブに本部を置く国連国際防災戦略事務局(UNISDR)は、自然災害リスクの軽減を啓発する「国連笹川防災賞」の授賞セレモニーを企画しました。

1986年に設立され、防災分野において世界的に顕著な功績をあげた個人や組織に贈られる「国連笹川防災賞」。本年度の受賞者を称えながら、過去10年の受賞者たちの功績も紹介する授賞式セレモニーをEat Creativeが制作しました。

私たちが手がけたのは、イベントコンセプトの設計、クリエイティブ・ディレクション、ステージ演出、映像制作、イベント・マネージメントなどの総合的なプロデュース。イベント開催の6ヶ月前より、世界の諸地域で活動するUNISDRのメンバーたちと共同でさまざまな業務に取り組みました。

イベントのテーマには「リボン」を採用しました。世界中の人々、コミュニティー、トピックを結びつける象徴的なイメージです。建築家の坂茂氏が災害時の仮設住宅用に提案した紙製のボード素材「リボード」を用いて、七夕の笹からインスピレーションを得た「リボンツリー」を模造。参加者が枝にリボンの花を咲かせました。また授賞セレモニーには薮内静香率いるパフォーマンス集団「静香Crew」によるリボンダンスや映像を取り入れ、エモーショナルな体験を演出。トロフィー、賞状、招待状、プログラムなどを一貫して手がけたほか、イベントで上映された国連笹川防災賞のトリビュートビデオも制作しています。